あだたら山ロープウェイ

安達太良山の8合目まで、開けた自然の中をのんびりと流れてゆく、福島県に4ヶ所あるゴンドラのひとつ。

5月の後半、どこかまだ乗ったことがない場所へ行こうと検討して安達太良山に決定。新幹線で大宮から郡山まで行き、そこから東北本線で二本松という駅に到着。その日は日曜日で朝8時15分に一本だけバスがあったので、タクシーを使わずにアクセスできた。

バスを降りると左手に山麓駅がある。冬場はスキー場なので、目の前にゲレンデが広がっている。

階段を上がって2階がチケット売場と乗車口。

ここは反時計回り。出発してしばらくは右側にゲレンデを見下ろしながら進んでいく。

そして緩やかに上りながら木立の間を抜けてゆく。

10番目の支柱あたりから急勾配になり、一気に上っていきます。

そして12番目の支柱あたりからしばらく平坦なルートになる。

16番目の支柱ぐらいからまた急勾配に。

そして山頂駅に到着!

各ゴンドラには以前の「ADATARA EXPRESS」というロゴの上に「あだたら山ロープウェイ」のレッテルが貼られていた。

山頂駅を出ると、あまり広いスペースはなく、左手にハイキングコースの入り口があるのみ。

山頂駅には、元はレストランだったと思われるスペースが無料休憩所として開放されている。(山麓駅の方には飲食施設が営業中。)

そこの窓からロープウェイがよく見えて、しばらくそこに座りロープウェイの発着の様子を見学。

山頂薬師岳駅の乗車口。

自分は山を散策したりしないので、さっそく下りに乗ります。

この日は天気も良く、視界が広がるこの開放感がとても気持ちがよかったです。

「鉄道データファイル」で来住憲司氏が索道の事を詳しく書いているのですが、メーカーによって、ハンガーの接続の仕方がちがうということを説明している。ここは東京索道で、四隅ではなく中央に取り付けてあるのが確認できる。

山麓に近いところで木立の中を進んでいく。

山麓駅が見えてきました。

搬器は典型的なCWA製のオメガタイプ。

車内の様子です。座席の下の重り用のタンクが置いてあった。

車内の様子。天窓が横に寄っているのもハンガーの取り付け部分が中央にある影響らしい。

山麓の奥岳駅の横が搬器の収納庫になっている。

基本データ。

スキー場のゴンドラを運営している場所は、ロープウェイグッツをあまり作らない事が多い。ここもバッジとキーホルダーぐらいしかみつかりませんでした。

すぐ近くに「あだたら山奥岳の湯」という入浴施設があり、そこで販売していた手ぬぐいが搬器に付いているロゴと同じで、ゴンドラもデザインされていて、これが一番のグッツであった。この商品はロープウェイの売店では扱っていませんでした。

訪問回数 乗車日 乗車回数
2019年5月26日 3往復