「谷を越え、山を越え、ロープウエーは最短コースの空間を運ぶ。レジャー全盛の世相を反映して、年ごとに新しいロープウエーが話題となる昨今だ。七月一日には、中央アルプス駒ケ岳ロープウエーが開通し、標高三千メートル近い山頂が、日帰り家族づれコースとして大衆化した。そこで、長さ、勾配、高低差、車両の収容人員、終点標高などで、それぞれ日本一、あるいは準日本一を誇る、ご自慢ロープウエーをたずねてみた。もちろん、こうした”タイトル”も、いつ、後進に奪われるかわからない時代である。」本文の見出しより。
アサヒグラフには「告知版」という、毎回いろんなジャンルの人を特集記事があった。これはその「新・告知版」の223で、「ご自慢ロープウエー」というタイトルで、6か所のロープウェイが取り上げられ、それぞれの駅長や所長などのインタビュー記事が3ページ半にわたり紹介されている。
「アサヒグラフ」 昭和42年8月18日号 朝日新聞社発行 当時定価100円 |
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