旭岳ロープウェイ

大雪山連峰の主峰である旭岳にかかるロープウェイ。視界が開けた大自然の中を風のように流れていく。

一泊して前日と次の日の早朝に黒岳ロープウェイを堪能した自分は、社員の山﨑さんのご厚意で、自動車で2時間弱で黒岳から旭岳まで連れて行ってもらいました。

自動車が駐車場に到着すると見えてきた山麓駅。

建物に入ると目の前に広いギフトショップと軽食堂。階段を上がった2階に券売所がある。

大人往復2900円。6月から10月中頃までは15分間隔の運行。

広い乗車口。山頂の様子などがわかるパネルがカッコいい。ここも数か国語のパンフレットが用意されていた。冬場はここからではなく、乗車口のルートを脇の通路からに変えるそうです。

まずは1号車で9時45分発山頂行きに乗車。

ここの搬器はガングロフ製だそうです。101人乗りで以前は真っ赤な塗装であったが、現在はちょっとシックなデザインになり、1号車は赤、2号車は青が基調になっている。

ここのホームは桟橋式でもないのに、搬器とホームの隙間や段差がなくピッタリとはまっている。ホーム寄りの車内には車掌が立つプラットホームもある。

標高1100メートルの旭岳駅から1600メートルの姿見駅まで行く。上がって行くというより、360度視界が開けているので、大自然の中を突き進んでいく感じがして気持ちがいい。

4基目の支柱を過ぎる頃になると、目の前に旭岳がドラマチックにそびえてくる。

山頂姿見駅に到着の1号車。

ホームの端が格好の索道観察場所で、ここからいい写真が撮れました。

ロープウェイを降りて進むと大きな地図があり、ガイドさんが本日の山の状況や見どころ、注意点などを説明するサービスがある。同行してくれた山崎さんが「ここ駅だったんじゃない?」という。たしかにパネルの上の左右に穴を塞いだ跡がある。

建物の横には軽食堂とギフトショップがある。山歩きをした人たちが休憩していた。

姿見駅の外観。外壁を工事しているようであった。

ここから山を散策するのでしょうが、自分はロープウェイ観察にひたすら時間を費やします。

10時発の改札が始まるところだったが、到着しているのが1号車だった。2号車に乗りたいので一本見送ります。

2号車が来ました。

大自然の中のロープウェイならではの醍醐味です。

集中して撮影した交差画像です。

一基目の支柱を過ぎると山麓旭岳駅はもうすぐ。楽しいひと時はいつもあっという間です。

冬の除雪用に使うであろうシャベルカーがホームの下にある。

山麓駅の下が立ち入り禁止のような柵もなかったので、ちょっと見学しに行ってみた。この横から見る風景もいい。

真下から見上げると搬器がホームにピッタリはまっているのがよくわかりました。

駅の付近に遊歩道があったので、そこからロープウェイを観察。

山麓駅の2階に食堂があり、奥の席がホームの真横で、食事をしながらロープウェイ見物ができる。昼食はもちろん角の席で頂きました。

黒岳ロープウェイの山﨑さん(下左)に旭岳ロープウェイの国井さん(下中央)を紹介していただき、いろんなお話や、社員研修で海外のロープウェイに乗った時の映像なんかも見せて頂きました。このお二人のおかげでロープウェイ三昧の二日間を過ごせました。 

訪問回数 乗車日 乗車回数
2019年7月4日 2往復