社団法人家の光協会(現在は一般社団法人家の光協会)が発行している雑誌で、その付録として子供向け小冊子が付録としてついていた。A5サイズで、当時のスポーツ選手の活躍や、マンガ、動物や虫の事などいろんな話題が掲載されていた。この号に開業間もないころの蔵王登山ケーブル、現在の蔵王スカイケーブルが紹介されている。この路線は世界初の3線自動循環式だったそうで、この初代搬器はメーカーの日本ケーブルの工場敷地内に保存されている。
3線自動循環式は、専門家の話では当時の運輸省が曵索は2本以上という規則があった為に日本ケーブルが開発したそうで、海外では曵索1本で済む技術はあったそうです。
撮影の為とはいえ、今だったらこんなに窓から身を乗り出したら注意されるでしょう。
この画像で驚いたのは、出発の時に係員が搬器を押し出していたという事実です。
自動で発車しないということは、お客さんが少ない時はこのように駅舎に搬器を溜めておいていたようです。
「こども家の光」 昭和31年12月号 社団法人家の光協会発行 |