札幌の市街地を見渡せる、街からすぐアクセスできるロープウェイ。夜景も魅力的。
交通費の問題でずっと後回しにしていた北海道のロープウェイだが、2015年に格安航空券で札幌へ。自分にとって小樽の天狗山ロープウェイに次ぐ2度目の北海道。成田空港から朝7時40分のバニラエア新千歳空港行きに乗り、11時頃に山麓駅に到着。
市電の「ロープウェイ入口」で下車すると近くに無料のシャトルバスの停留所があり。山麓駅入り口まで連れて行ってくれる。歩いても行けるが、ちょっと小高い丘を上るのでバスのが楽である。
地上4階建ての山麓駅は落ち着きのある雰囲気で、観光地のゴテゴテ感がなく、まるで公共の施設のよう。
エレベーターで4階にあがると乗車券売場とロープウェイ乗場になります。ロープウェイのみの往復は1100円。札幌市民は割引がある。ここは年間パスポートがあり、2800円で乗り放題になるので、自分のように何度も乗りたい人には最適。
2011年に藻岩山の施設リニューアルに伴い、搬器も新しくなった。一見、鋸山ロープウェーの搬器と似ているが、こちらは66名乗と大きい。1号車と2号車の色も違い「札幌の景観色70色」の中から選ばれたとか。1号車はエゾリスをイメージしている。
山麓駅を出て、山を少し上ると、ホームを見渡せる最高のビュースポットを発見。
出発するとすぐに進行方向後ろがわに札幌の街が広がってゆく。
支柱は2本で、どちらも駅寄りの方にあり、その間は広くあいているので、ワンスパンのルートのような光景です。
2つ目の支柱を過ぎるとわりと平行な勾配になり、もいわ中腹駅に到着です。丸みのある屋根が昭和的です。
やはりコンクリートのがっちりしたホームの溝にハマっていくこの瞬間が好きです。
ホームは山麓駅も中腹駅もフラットでした。
改札を抜けるとギフトショップがあり、山頂へ行く「もーりすカー」という特殊なケーブルカーに乗り換える。ロープウェイが到着すると、もーりすカーとスムーズに乗り継ぎができるように出発時間が組まれている。
山頂駅の展望台からは最高の景色が見られる。
JEWELSという、本格的な食事ができるレストランがあり、ランチからディナーまで景色を眺めながら楽しむことができる。こういうところは都市型のロープウェイの施設の魅力である。
中腹駅から外にでて、ホームの横に行くとロープウェイの観察スポットがある。
中腹駅脇から撮影。
2号車はエゾフクロウをイメージしたシルバーグレー系。
眼下に広がる札幌の市街地はドラマチックである。
1961年に建てられた仏舎利塔が左側に見えてきました。
1号車と交差。
第1支柱を過ぎるとまもなく到着。
昼間のロープウェイを堪能した後、一度ホテルにチェックインしてから夜間営業の時間帯に再び戻り、夜のロープウェイを楽しみました。
自分は撮影があまり上手じゃないので、この程度の画像で申し訳ございません。
2019年7月、2度目に訪れた時は新緑が綺麗でした。
街から近いところにあるロープウェイはアクセスがしやすく、大自然を見渡すのとはまた違う魅力がある。北海道には夜景が楽しめるロープウェイが函館と小樽にもある。フォークソング・グループの「ふきのとう」が歌う「山のロープウェイ」のモデルにもなっていて、2019年に訪れた時、車内放送のBGMにもなっていた。
訪問回数 | 乗車日 | 乗車回数 |
---|---|---|
1 | 2015年4月23日 | 10往復 |
2 | 2019年7月2日 | 4往復 |