Telepherique Aiguille du Midi

フランスの玩具メーカーのモンブラン(MOUNT-BLANC)から発売されたロープウェイ玩具。「エギーユ・デュ・ミディのロープウェイ」という商品名にもあるように、フランスにある「正午の時計の針(Aiguille du Midi)」という山にかかる実在のロープウェイをモデルにしている。単2電池3本で滑車を動かし、1台のキャビンを上下させる。

付属品はキャビン1台、モーター内臓の動力滑車、電池ボックスを兼ねたリモコン、折り返し用の滑車とてぐすが23cm四方の箱に収められている。乗客の人形などが付いていた形跡はない。

キャビンのサイズは横14.5cm×縦9cm×幅8センチで、上の懸垂機までの高さが20cmになる。本体はブリキ製で、ハンガーと懸垂機、扉はプラスチック製。観音開きの扉が両側にある。

天窓があるのが特徴で、このおもちゃが発売された1970年頃のエギーユ・デュ・ミディの搬器の画像を見ると、このような天窓が確認できる。

この広告に写っている電池ボックスは、トップの画像にある、単2電池を使う赤いボックスとはちがい、電極が片側にある、たぶんフランス独得の電池を使用するボックスになっている。どちらが最初かは不明。

Telepherique Aiguille du Midi MONT-BLANC Ref.651