日本の玩具メーカーのバンダイが発売した商品。箱に日本語の商品名は書かれていない。これは同社の同じ商品名の「 BATTERY OPERATED REMOTE CONTROL CABLE CAR」の改良版だと察する。
ブリキ製の搬器にコード付きのリモコンを兼ねた電池ボックス、吊るすピングのケーブルが、横20cm×縦15.5センチの箱に収められている。単1電池3本使用。
バンダイケーブルカー562では窓枠が抜かれてあった部分が塞がれ、かわりに乗客の絵が印刷されている。あと562では車内が豆電球で点滅したのに対し、こちらはヘッドライトに変更された。
例にもれず、輸出の需要が多かった時代の商品らしく、乗客が外人風に描かれている。箱のイラストはロープウェイらしく描かれているのだが、本体は運転手らしき人も描かれており、懸垂式モノレール的な空想の乗物だともいえる。
この商品の箱が独得で、上蓋が二重になっており、上蓋を折り曲げて立てると中身が見えて、商品をより魅力的に陳列できるようになっている。