「子供の科学」は1924年(大正13年)に創刊さた児童向け科学雑誌で現在でも続いている。先に同じ雑誌の1960年11月号でもロープウェイの模型の作り方が紹介されているが、こちらは円形ゴンドラの作り方になっている。制作指導は立川ふじお。この雑誌が発行される1年前の1962年(昭和37年)に八幡山ロープウェーが開業しており、そこの初代搬器が円筒型をしていたので、そこからデザインをヒントを得ていると察する。150ページほどある中で2ページにわたり、「円形ゴンドラのケーブルカー」というタイトルで作り方が紹介されている。