『わーい ばんざい てんまで とどく めがまわりそだけど きもちが いいな わーい おもちゃみたいな バスがいる みんなで 三つとまってる かわが きらりと ひかってみえる くもが ふんわり ながれてく』本文より
「のりものえほん」という縦25.5センチ×横18センチの大きさで、中は10ページにわたり当時の子供たちの憧れであっただろう乗物の絵が5種類載っています。発行日は記載されていませんが、絵の雰囲気からして昭和20年代頃と推測します。挿し絵は前田松雄氏。
2台の搬器とも小学生でいっぱいである。何人かは日の丸の旗を振っています。交走式のロープウェイを描いているようですが、キャビンの形はどちらかというと小ぶりなので循環式のデザインぽくも見えます。下にケーブルカーの駅が描かれているので、中腹までケーブルカーで、その後ロープウェイに乗り継ぐ場所がモデルになってるのかもしれない。日光の明智平ロープウェイあたりがイメージになっている気がする。
「のりものえほん」 画 前田松尾 発行所 昭文社 当時の定価 35円 |
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